FXという言葉が市民権を得て久しい。日本では当初はギャンブルに近く、ごく限られた人々のもの、というイメージがあったのですが、各金融仲介会社の努力、または大手証券会社の参入によってそのようなイメージはほぼ払しょくされたと言えます。
しかし、証拠金取引というハイリスクハイリターンの金融商品であるがゆえ、明と暗があるのも事実です。主婦が何億円という利益を得て話題になる一方で、元金以上の損失を出してしまい、自己破産に陥るといった報道もありました。本質的にグローバルな為替相場にレバレッジを効かせるという取引なので、株式市場などより規制が緩いという為替市場の特徴そのままに、一時は監督官庁がない時期もありました。そのように、法律や行政の対応は市場の後をかなり遅れて追いかけているというのが実情です。
今回は基本的な仕組みと共に、FXという金融商品が社会にどのような影響を与えてきたのか、そしてこれからどのような影響を与えていくのかを考えていきたいと思います。
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